エースプロジェクトの一応代表の成木ともです。
2019年が始まってからだけでも、子どもが親による虐待によって死亡する事件がわかっているだけでも数件起きています。
その中でも、よくニュースで取り上げられているのが千葉県野田市で10歳の女の子が父親の暴力によって虐待死した事件があります。(その事件だけではありませんが…)
本当にこんな悲劇はどうしたらなくなるのだろうかと考えます。
まず、その虐待親と子どもを引き離すことを阻んでいる「親権」という親の絶対的な権利
先日の子ども虐待防止策の講演会でも、この親の「親権」について話題になりました。
父親、母親以外の第三者という親権者がいてもいいのではないかという話が出てきました。
つまり「親権シェア」です。
あと、子どもや児童相談所が「この父親、母親は親権者としてふさわしくないと判断したら、親権をはく奪するのもアリではないか」と私は考えたりします。
本当にそう考えざるを得ないぐらい、この子ども虐待の問題は深刻なんです!!
今、大阪の方で一つ大きな動きが出ています。
昨年、広島と同じように大阪でも今一生さんの子ども虐待防止策の講演会を市民主催で行いました。
他の地区(岡山、広島、奈良など)は国会議員や市議会議員などが講演会に参加していましたが、大阪ではそう言った政治家の方が一人も参加しなかったそうです。
大阪府は子ども虐待相談件数が日本で一番多いそうです。4年連続ワースト1だそうです。
子ども虐待の多い地域で、大阪万博をやっている場合ではないと私は思います。
そこで、大阪のメンバーがこんなプロジェクトを立ち上げました。
『始動!大阪の政治家に「日本一醜い親への手紙」本を読んでもらうプロジェクト。』
(「Power to the Children in Osaka」のブログより)
こちらからでも今後、この動きに注目し、応援していきたいと考えております。