2019年6月6日木曜日

6月1日に東広島市で茶話会を実施しました

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エースプロジェクトの一応代表の成木ともです。

6月1日に東広島市にある「くぐり門珈琲店」で初めての茶話会を実施しました。
参加された方、本当にありがとうございます!!

くぐり門珈琲店

茶話会の記事を書くに当たり、参加者の方に承諾を得た範囲内で書くようにしております。
参加者さんの個人情報が特定されるようなことは書かないようにしますので、毎回ざっくり「こんな話をしました」というような書き方をします。


くぐり門珈琲店の店内

今回の茶話会で話した主なテーマは「不登校」についてでした。
ちょうど茶話会があった週に「隠れ不登校」がテレビで特集されていたこともあったので、主催者である私としても話しやすいテーマでした。

不登校になったきっかけって、人によって違うと思いますが、テレビ番組の子どもたちを対象に行ったアンケート調査によると、「クラスの雰囲気(空気)が良くない」と言うのが上位に挙げられていました。

確かに不登校経験者からも「クラスの雰囲気が悪かったので、不登校になった」と言う話は何度か聞いたことがあります。

大人から見ると「イジメ」とかみたいに具体的ではないので、「何、それ!?」となりやすいけど、子どもたちは言葉ではうまく言えないけど、場の空気を敏感に感じ取る子もいます。



例えば、イジメなどの具体的な問題がなくても、クラスのみんながボス的存在の子どもの言いなりになり、その子どもに対して少しでも異を唱えると、クラスメイト達から冷たい視線で見られ、重い空気が流れたりすると居心地が悪くなるのはわかるような気がします。


これは私が別の場所で聞いた話ですが、「高校なんて、全日制に行ってようが、定時制に行ってようが、通信制やフリースクールのようなところに行っていようが、就職する上であまり関係ないよね」と言っていた人がいました。

その話を聞いて、一度不登校になったり、ひきこもりやニートになっても、その人なりの再出発ができる社会を目指していきたいなと思いました。
その再出発とは、別に就職や就労に限ったものではないと私は考えております。

ひきこもり、ニート支援と言うと、「社会参加のために就職だ、就労だ」と言うイメージが未だに強いですが、生活保護や障害者年金をもらいながら、自分の好きなことでプチ起業をしたり、引きこもりの自助グループを作ったり、そこに参加するでもいいと思います。

要するに本人が楽しく、安心して過ごせる居場所というのが一番大事ではないのかなと考えたりします。

最近、引きこもりの人による事件があったりするけど、それは「自分の居場所なんてどこにもない。だから自分なんて生きていても仕方がない」となるから起きる悲劇のような気がします。

就職や就労でなくても、自分の居場所づくりがまず大事かなと言う気がします。


今回のブログは以上です。