今こそ、孤独から抜け出そう…。
私自身はLGBTQの当事者です。
子どもの頃は、親は「男らしく、女らしく」とあまり言わない人だったし、受け入れてくれる友人たちと一緒に夜暗くなるまで遊び回っていました。
しかし、高校生になると、男女の差が大きくなり、学校の先生からもクラスメイト達からも私が 他の子どもたちと違うことで、「あの人、おかしい」と言われることが増えてきました。
そのため、学校に行きにくくなり、保健室登校をしたこともありました。
高校、大学と自分を偽り、耐え抜いてきました。
傍(はた)から見ると友人らと一緒に過ごしているけど、本当の自分のことを話せずに、友人らに合わせて作り笑いをしていたので、本当は孤独で寂しいと感じていました。
就職先は、男性はいつもスーツ、女性はいつも事務服ではないという理由だけで、文系大学出身なのにIT企業に入社しました。
そんなある日、私はLGBTQの自助グループが岡山県にあることを知りました。
勇気を出して、そこにメールで問い合わせて、当事者同士が集まる茶話会に参加しました。
その場所で、初めてLGBTQの当事者と出会いました。
その岡山の茶話会で、初めて今まで自分が「こんなことがツラかった、大変だった」と話して、「うん、わかるよ」と言われました。
高校時代とかだと、「それって絶対ヘンだよ」と言われてきたけれど…。
岡山の茶話会で初めて自分を理解してくれる人と出会い、 「自分はずっと孤独だと思ってきたけど、少なくともここに来た時は一人ではない」と思えるようになりました。
この経験から、子ども虐待防止策の講演会を通して、親から虐待を受けてきた人も、「今まで虐待を受けてきたことを誰にも言えずに孤立していたけれど、自分は一人ではない」と言うのを実感して欲しいと思います。
以下が今一生さんの子ども虐待防止策のイベントの特色です。
従来の子ども虐待防止の講演会は、専門家の先生がお話しされ、そこには「虐待を受けた当事者は不在」と言うものが多かったように思います。
市民が主催し、虐待を受けた当事者の声を発信することで、かつての私がLGBTQの茶話会に参加した時のように「あっ、自分だけではなかったんだ」と言う気持ちになることもこの講演会の目的であります。
●「こども虐待防止策 講演会」in 広島の詳細
http://asproject-sc.blogspot.com/2018/10/in-1223.html
●寄付を募集しております。寄付の詳細
http://asproject-sc.blogspot.com/2018/11/in.html
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(このブログの一番上に先着1名(1法人)様に限り、リンクバナーを掲示します)
●このイベントに関するお問い合わせ
asproject.ch@gmail.com
チラシのPDFはパソコンやスマホから取ることもできます。
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