2018年12月30日日曜日

「子ども虐待防止策 講演会 in 広島」が無事に開催できました

http://www.mizu-support.com/
 
 
久しぶりの更新となりました。
エースプロジェクトの一応代表をやっております成木ともです。
12月23日に「子ども虐待防止策 講演会 in 広島」が無事に終わりました。
 
これも参加された方、スタッフのみなさん、全国から寄付をしてくださった方、そして講師である今一生(こん・いっしょう)さん、みなさんのおかげで無事に開催され、無事に終わることができました。
本当にこの講演会に関わってくださったみなさん、ありがとうございます。
 
講演会の様子1


講演会の様子2
 
一般参加者14名(うち東広島市議会の方が2名)+スタッフ3名の参加となりました。
講演会の数日前までは数名の申込みしかなくて、スタッフで口コミをしたり、公民館にもチラシを置かせてもらったり、SNSや「こくちーず」などで呼びかけたりもしました。
 
最初は、スタッフ2名と一般参加者の方1名にお願いして、虐待サバイバーの実体験を綴った「親への手紙」の朗読から始まりました。
 
 
 
それから、今さんの講演会の本題に入りました。
これまでの「虐待防止策の講演会」と名のつくものは、子どもが虐待された後のケアの話が中心になることが多かったのですが、今さんの話はこれまでのイメージを覆すものでした。
 
虐待される前、つまり親を孤立させないための仕組みづくりをしている「子育てサポーター」の事例を紹介したり、現状は両親にしか親権がないので、両親以外の第3者が親権者になれる「親権シェア」の話などが出てきました。
 
私個人の感想としては、子どもも大人もSOS、つまり「私は今、こんなことで困っているんだよ」と言うことを発信しやすくなれば、孤立や「自分だけで抱え込んで苦しむ」ということが減るのではないかと考えました。
 
 
講演会の会場内で「毒親アートフェス」も同時開催しました。
 
「毒親アートフェス」とは被虐待当事者たちによるイラストや写真、書などのアート作品を講演会の会場内で展示したものです。
 
「虐待」と「望む世界」にわけて、展示しました。
 
毒親アートフェス「虐待」
 
毒親アートフェス「望む世界」
 
 
そして、最後にこの講演会の収支報告です。
寄付総額:12万円
経費:10万8000円
(経費の内訳)
・講師である今さんの交通費、宿泊費、謝礼:9万円
・会場代、チラシ印刷代、スタッフ経費など:1万8000円
1万2000円の黒字が出ました。
寄付先は、近くの児童養護施設か子ども食堂を考えております。
寄付先が決まり、実際に寄付しに行ったら、またこのブログで報告いたします。
 
本当に無事に開催できたこと、心よりお礼を申し上げます。
 
 
エースプロジェクト代表:成木とも