2018年12月14日金曜日

LGBTQと子ども虐待2

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エースプロジェクトの一応代表をやっている成木ともです。
今回のブログもLGBTQと子ども虐待がテーマにはなりますが、ちょっと深く掘り下げていきます。
 
LGBTQの人にとって、一世一代の決心とも言える「カミングアウト」
自分の親に打ち明ける時ってすごく勇気がいりますよね。
 
私の場合は、LGBTQの茶話会などではXジェンダーの女性愛者と名乗っています。 
戸籍上は一応、「長女」と言うことにはなっていますが、まったく長女らしいことを何一つもできていません。
 
私の場合は、両親にカミングアウトをしたと言うよりも、母にバレてしまいました。
社会人になってから、一人暮らしをした私の部屋を両親が訪ねてきた時に、女性アイドルのポスターを母が見つけてしまいました。
 
その女性アイドルと言うのは、高知県のローカルアイドルユニットで活動していた人です。
(今は、そのアイドルユニットは解散しましたが…)
 
高知のローカルアイドルで私の推しメン
 
 
それを見て、母は「やはり、あなたは女の子が好きなのね」と言いました。
そして私は「うん…」と短く答えました。
一緒にいた父も「別にいいんじゃないの」という感じで、あっさりしていました。
 
勉強のことなどには口うるさい両親でしたが、男とか女に関しては、あまりこだわらない両親でした。
 
私は子どもの頃から、兄やその友人らと基地ごっこをしたり、野球をしたりするのが好きでした。
親戚たちは「戸籍は女の子なのに、こんな男の子みたいになってしまって…」と両親を責めていましたが、両親はそんな親戚の言うことを聞き流していました。
 
私の場合はLGBTQに関しては、親よりも親戚の方が悩みの種ではありますが…。
 
私のように両親が男とか女にあまりこだわらない、ありのままを受け入れてくれるような家は稀なケースらしく、他のLGBTQ当事者は両親に打ち明ける時にすごく悩みます。
「二度と、この家の敷居をまたぐな」と言って勘当されるケースもあります。
 
あるゲイの方で、
「僕は農家の長男でした。農家の長男であれば、嫁を貰って、家の後を継ぐことが期待されていましたが、『ゲイなので、嫁を貰うことはできない』となかなか言えませんでした」
と話しているのを聞いたことがあります。
 
日本は未だに家父長制が残っているところがあり、「長男である自分がゲイだなんて、親を悲しませてしまう、勘当になるかもしれない」という不安が長男の方にはあると思います。
私は長男ではないので、家を継ぐとかなかったから、そういう点でも気楽で、親も寛大だったのかもしれません。
 
LGBTQ当事者は親から「気持ち悪い」、「この変態」と言われたりなど否定的な言葉を投げかけられる人がいたり、さらに性的な虐待を受けていたという話も聞いたことがあります。
 
LGBTQの当事者の中には親から理解されずに苦しんできたという人も少なくないから、LGBTQの当事者、理解者の方にも「子ども虐待防止策 講演会」に是非、足を運んでもらいたいと思っています。
(もちろん、LGBTQ当事者ではない虐待サバイバーや市民の方も歓迎します)
 
 
●子ども虐待防止策 講演会の詳細はこちら
 
 
 
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 この講演会を開催するには、少なくとも15万円のコスト(経費)がかかります。
 講演代(謝礼+千葉県からの往復交通費+宿泊費など)に9万円、会場使用料+広報チラシ印刷費+スタッフの打ち合わせ交通費などで6万円。

 この合計15万円を賄うには、入場料だけでは足りません。
 参加者1人あたりの平均入場料が1500円でも、40人の動員で6万円ですから。
 残り9万円を、この講演会の開催を応援してくれる方々から募ります。 

 
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